みなさんこんにちは。
沖縄市議会議員の仲宗根 誠（@nakamakoza）です。
9月30日（木）に沖縄市議会9月定例会が終了しました。
9月定例会でおこなった一般質問の内容を報告しますので、ぜひご覧になってください。
一般質問とは
議員がフリーテーマで行政（市役所）に質問をすること
質問と言っても、何かを聞いたり確認するだけではなく
①市の政策の確認→②課題の抽出→③改善策の提言
というような流れで行います
当記事では、質問の1番目「コロナ関連施策について」紹介していきます。
コロナ関連施策について（1）緊急経済対策（第6弾）について
質問の背景
沖縄市ではコロナで大打撃を受けている市内事業者に対し、各種支援策を実施しています。
多くの方が望んでいる事業ですが、残念ながら申請からもれてしまう方も多くいらっしゃいます。
・ネットを活用して情報を集めることができる方
・ネットを使わない・使えないので情報が行き届かない方
どうしても情報伝達に差が出てしまう→→→支援を受けられない方がいる
ということで、現状を確認し改善すべく今回の質問となりました。
質問内容（抜粋）
Q．店舗改修補助金の実績（申請数、採択数、内容）を伺う。
A. 申請数118件、採択数94件。内容は換気設備設置やトイレの自動水洗化、キッチンカー改修など。
Q. 採択業種の内訳は？
A. 飲食店77件、小売業11件、理容業4件、習い事1件、接骨院1件。
Q. 不採択の理由は？
A. 主な理由は申請内容が補助対象外、または受付終了後に申請があったなど。
Q. 業種によって申請数、採択数に差異がある。市の見解は？
A. 飲食店の申請が多くなっているが、緊急事態において時短・休業要請の影響により、飲食店においてはさらなる感染対策や販路拡大など、新たな取り組みをする必要があった。従って結果についてはおおむね想定通り。
Q. 募集の周知について、いつ発表されたか。また、周知の方法は？
A. 5月19日に事業概要をホームページ、広報誌に掲載。その後6月25日にホームページに募集要項を掲載。
Q. 周知について詳細が出たのが6月25日、7月1日から申請受付スタート。
期間が非常に短く、申請できなかった方も多い。今後の周知方法はどうするのか？
A. ご指摘の通り発表が遅くなった。今後は全世帯へのチラシ配布等を検討したい。
また、SNS等での発信もしっかりなされています。
ご対応に感謝します。
コロナで影響を受けている多くの事業者に、支援が行き届くよう引き続き取り組んでいきます。
一般質問の動画もご覧になってください
コロナ関連施策について（2）学校再開について
質問の背景
沖縄市内の小中学校は、9月1日から学校再開（一学期後半スタート）しました。
コロナ禍が続く中（9月現在）、こども達の状況や「不安による自主休校」をしているこども達への対応・フォローについて確認しました。
質問内容（抜粋）
Q. 7月から9月までの小中学校児童生徒における、コロナの陽性者数の推移と感染経路を伺う。
A. 7月は小学生23名、中学生11名。8月は小学生105名、中学生52名。9月は17日現在で小学生59名、中学生29名。
感染経路については、家庭内感染が約73％、不明が約16％、施設内感染が約11％。
Q. 今後、学校での感染拡大の可能性は？
A. 学校でのリスクをゼロにするのは困難だが、学校はもとより家庭の協力も必要。感染拡大の可能性を常に想定しながら対策を継続して行っていく。
Q. お子さんも保護者も不安をもっている方が多い。自主休校している児童生徒数は？
A. 学校再開時（9月1日時）、小学校562名、中学校100名の欠席があった。
Q. 自主休校児童へのフォローはどうなっているか？
A. 主に学習課題の配布によって「学習の保障」に努めている。
また、タブレットの持ち帰りに向けて操作練習をしている学校、オンライン学習、ハイブリッド学習に取り組んでいる学校もある。
10月現在、沖縄県内の感染状況は落ち着きを見せています。
今後の感染拡大を想定しながら、こども達の「学びの保障」をしっかり守れるよう取り組んでいきます。
一般質問の動画もご覧になってください
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