みなさんこんにちは。
沖縄市議会議員の仲宗根 誠(@nakamakoza)です。
2021年12月定例会でおこなった一般質問の内容を報告しますので、ぜひご覧になってください。
一般質問とは
議員がフリーテーマで行政(市役所)に質問をすること
質問と言っても、何かを聞いたり確認するだけではなく
①市の政策の確認→②課題の抽出→③改善策の提言
というような流れで行います
当記事では、質問の3番目「保育行政(認可外保育施設への支援)について」を紹介していきます。
認可外保育施設への支援について
質問の背景
沖縄市では1000人ほどのこども達が「認可外保育施設」で保育を受けています。
しかし、認可園と比較するとどうしても支援・補助が少ない現状があります。
・安定した保育所運営
・保育士さんへの処遇(給与等)改善
上記のような課題が慢性的にあることから、今後の支援のあり方について質問しました。
質問内容(抜粋)
Q.新すこやか保育事業に移行して援護費(給食費や保育材料費)がなくなり、保育施設によっては支援が減ったという状況があるようです。詳細を教えてください。
A. 給食費の補助については、県の補助に市の補助を上乗せして「給食の質の確保」に努めています。保育材料費は、県の補助を活用しながら保育環境の向上に努めています。次年度以降は、「給食費・保育材料費補助の在り方」について県で制度の再検討をしているとのことです。県の動向も注視しながら市も検討していきます。
Q. 最低賃金が上がる中、認可外保育施設においては保育士の処遇改善がなかなか難しい。市の考えを聞かせてください。
A. 認可外保育施設の保育士の処遇改善につきましては「保育の質」の担保に向け、処遇改善に係る補助金の創設等について国に要望していきます。
Q. 厚労省の補助メニューにもある「保育所等におけるICT化推進等事業」ですが、導入について県があまり前向きではない印象がある。県が活用するという方針を示せたら沖縄市でも適用できると考えるが、市の見解は?
A. 「保育施設等におけるICT化推進等事業」の認可外保育施設への補助金の活用につきましては、県が次年度以降に同事業の活用を検討しているとのことです。県の動向を注視しながら検討していきます。
沖縄市のこども達がすこやかに育っていくために、大きな役割を担っている保育施設。保育環境がより充実していけるよう取り組んでいきます。
一般質問の動画もご覧になってください
フォロー、チェックをお願いします